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東京ミッドタウンLINK集

シンボルであるミッドタウン・タワーは、地下5階・地上54階・高さ248mと、東京都庁舎第一庁舎をも追い抜き、都内で最も高い超高層ビルである。日本全体で見ると、横浜ランドマークタワー(296m)、大阪ワールドトレードセンタービルディング(256m)、りんくうゲートタワービル(256m)に次ぐ四番目の高さ。なお、東京都庁舎や六本木ヒルズ森タワーと違い、展望台は設けられていない。最上階である54階は機械室など施設の維持・管理のためのスペースであり、一般客は入場できない。 ホテル、住居、オフィス、商業・文化施設、病院、公園などが近接し、注目すべき施設としてはミッドタウン・タワー最上層に位置しているホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」や「サントリー美術館」の移転、米国の医療グループと提携したクリニックや、テレンス・コンランの「コンラン」ブランドによるレストランなどが挙げられる。 また、シスコシステムズ、USEN、富士フイルムホールディングスの本社も東京ミッドタウン内の各施設へ移転し、ゲーム大手のコナミは、都内各所に分散する拠点を集約し移転した。 ミッドタウン・タワー 「デザイン」を再開発全体の一つのテーマとしており、グッドデザイン賞主催団体である財団法人日本産業デザイン振興会が誘致された。また、デザインの拠点として三宅一生デザイン文化財団が運営する「21_21 DESIGN SIGHT」が開業した。 隣接する檜町公園(港区の管轄)と合わせ4ヘクタールの緑地帯を確保しており、桜並木も移設された。他の再開発プロジェクトに比べて、敷地面積内に占める緑地帯の割合が大きいのが特色である。 2003年4月に誕生した六本木六丁目の六本木ヒルズに対抗、六本木ヒルズや国立新美術館との相乗効果による六本木地区の回遊性向上、一層の活性化が期待されている。 初年度は年間目標3000万人を上回る3500万人を集客し、同年の六本木ヒルズ来街者数4400万人には及ばないものの、人気エリアでもある。

1988年7月19日に、「多極分散型国土形成促進法」に基づき、防衛庁を含めた49の行政機関などの移転が閣議決定された。これを受けて、1996年から1997年にかけて東京都が「政府機関移転跡地等利用計画査定調査」の一環として「防衛庁本庁舎檜町庁舎跡地利用計画査定調査」を実施した。その後何度かの答申を経て公共的利用を図る事が決定され、1999年8月に大蔵省、東京都、港区が合同で「防衛庁本庁舎檜町庁舎跡地開発に関する三者協議会」を設置した。 2000年5月に防衛庁本庁舎は新宿区の「市ヶ谷地区」に移転した。 2001年4月26日に東京都が「赤坂9丁目地区再開発地区計画」[1]を決定し、翌5月1日には財務省が売却を公示した。9月17日にはコンソーシアム6社(積水ハウス、全国共済農業協同組合連合会、大同生命保険、富国生命保険、三井不動産、安田生命保険)が落札した。 全体計画は、国際コンペティションの結果、ニューヨークを中心に活動するスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore,Owings & Merril LLP)が担当する。 2004年5月18日に着工され、2007年1月に竣工、同年3月30日にグランドオープン(街開き)した。

* 住所:東京都港区赤坂九丁目 * 地区計画面積:約102,000m2 * 計画対象地面積:約78,400m2 * 総延床面積:約569,000m2 * 設計:SOM、日建設計、隈研吾他 * 施工:竹中工務店(A・C・D・G・H棟)JV、大成建設(B・E・F棟)JV

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